2/25(火)から京都のギャラリー16にて個展を開催致します。お近くにお越しの際はお立ち寄り頂けますと幸いです。------------------------------------------------------------- 玉井佐知展 ’ 存在と不在 ’ 2025年2月25日(火)~3月8日(土)12:00-18:00<月曜日休み> galerie16〒605-0021 京都市左京区三条通白川橋上ル石泉院町394,3F,394,Higashiyama-cho,Sanjo,Shirakawabashi-Agaru, Tel:075-751-9238E-mail:info@art16.netHP:www.art16.net アクセス/Access地下鉄東西線:「東山」1番出口北へ1分市バス:「東山三条」より東へ徒歩2分Subway :To-zai Line”Higashiyama Stn.” Exit 1Buses : “Higashiyama Sanjyo”-------------------------------------------------------------「不在をつくることで存在を示せるかもしれない」制作中にメモした走り書きがある。 表裏から彩った人型の絹布を2018年から染め始め、数が増えてきた。鑑賞者の中に存在する誰かに成り得るように、表情はなるべく描かない。もしくはその誰かは、私自身である可能性もある。男性か女性か、年齢、国籍も特定できない人物像。今回新たな試みとして、直接的に人を表現しない「不在の布」を配置した。それは他者と私の、間(余韻)であり、繋ぐものでもある。 不在は、ときに存在を強く意識させる。 ・ 玉井佐知(たまいさち)2008年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程染織専攻修了。染色作家。京都を拠点に作品制作と発表を行う。日本の伝統技法である型染と糊による防染を駆使して「人間」をテーマに独自の染色芸術表現を追求している。近年では他者の存在によって私が在ることを確かめながら、人との繋がりや関係性を意識した作品を発表。2017年以降は、美術館やギャラリーでの展示だけでなく、人間の気配や痕跡が強く感じられる場所(駅構内やホテル、公共施設、空き店舗ビル、神社や道路などの野外)にも設置を試み、作品が社会と人の間に存在する何になり得るのかを模索している。また染色アートと伝統を多くの人に広める活動にも力を注ぐ。 ・